藤田元騎手が、合格発表前にTwitterでお祝いのコメントをあげて、話題にもなりましたが、日本中央競馬会(JRA)は12月8日、新規調教師免許試験の合格者7人を発表し、JRA歴代4位の2613勝(7日現在)を挙げている福永祐一騎手(45)が合格した。福永騎手は来年2月末でジョッキーを引退し、調教師に転身する予定。今年は初G1制覇が話題になりましたが、福永騎手の引退で、世代交代が着実に進む感じがします!調教師になっても、更なる活躍に期待します。
遂にメインレースに出走、愛馬シルブロン!
前走、本栖湖特別を快勝したシルブロンくん。次走が何処へ目指すか、年内は出走しないのかと、注目されてる中、大本営(シルクホースクラブ)からの通達が届きました。中山競馬場に出走を目指すとの事です。関係者のコメントは以下の通りです。
稲垣幸雄調教師のコメント(2022年12月1日)「ノーザンファーム天栄で順調に乗り込みを積むことが出来ているということでしたし、1日の検疫でこちらへ戻させていただきました。体調面を含めて問題がないかよくチェックさせていただき、大丈夫なら明日から乗り運動を開始していきたいと思います。次走としては、第5回中山開催4週目に組まれている芝2,500m戦を目標にしたいと考えています」
『第5回中山開催4週目に組まれている芝2,500m戦を目標』の文字が目に飛び込んできた瞬間、遂に競走馬不足の天栄は、シルブロンくんを有馬記念に出走させるのかと思いましたが、有馬記念の前日に施行される「グレイトフルステークス」に出走予定でした(笑)
「グレイトフルステークス」は3勝クラスのハンデ戦、しかも、有馬記念と同じ芝2500mのメインレースです。愛馬が遂にメインレースに出走するとは思うと、感無量の気分です。調整も順調みたいで、稲垣調教師からのコメントが翌週に届きました。
稲垣幸雄調教師のコメント(2022年12月8日)「こちらに戻って来てからの状態に問題は無かったので、7日に南Wコースで追い切りを行いました。帰厩後初の追い切りになるので、無理せず単走で70-40くらいを目安に動かしました。今回は右回りでの追い切りだったのですが、そうなると左トモの弱い部分が影響して、コーナーでは少し外に力が逃げて行く印象を受けました。ただ、そういった中でもコーナリングの際は踏ん張って走れていましたし、直線での脚取りもゴールまでしっかりとしていて悪くなかったですね。前走時の2週前追い切りでは動きがモタモタした感じで、正直に言って物足りない感じだったのですが、その時に比べると動きはもちろん、馬の全体的な雰囲気は今回の方が良い印象を受けています。あとはこれまで左回りで実績を挙げているように、右回りに変わっても同じ様な走りが出来るかがポイントになると思いますので、レースまでに右回りでも出来るだけリズム良く走れるように調整していきたいと思います」
前回コンビを組んだルメール騎手が続投することになった。かなり期待が持てそうな予感がしてきた。しかし、左回りでは、優秀な成績をあげてるシルブロンくんも、右回りの中山競馬場だと、成績はイマイチで有ります。
父トーセンジョーダンは、アメリカジョッキークラブカップを制してので、中山不向きと言う訳では無いですが、結果が残せてないのも事実です。シルブロンくんには結果を出して貰いたい所です。
このレースを、もしシルブロンくんが勝ち上がれば、来年の日経賞の出走にも大きく前進となります。有馬記念の前日で同じ距離を走る訳ですから、かなりの有力馬も出走すると思われます。
今一番気になるのは、シルブロンくんが負担重量です。ハンデキャップ戦と言う事も有りますが、2勝クラスを勝ち上がったばかりですと、負担重量は54~56kgが一般的です。シルブロンくんに実力があると、ハンディキャッパーが認めれば負担重量は重くなるし、実力馬が出走予定なら軽くなる。
ルメール騎手が乗るとなれば、極度に軽い重量にはならないでしょう。個人的な見解としては、『ハンデキャッパーさん、54kgでお願いします』と言いたい所です。レース2週間前なので、怪我なく順調に駒を進んで欲しいと願うばかりです。