関西お好み焼き『きじ』に訪れて!!

千代田区,食べ歩き

今年もあと僅かになり、色々と行きたかった御店へもまだ行けず終いで、今月中に何軒行けるかも定かでないですが、心残りなく多く周りたいと思います。今回も9月頃から気になってた丸の内の関西お好み焼き屋『きじ』です。

関西お好み焼き『きじ』に訪れて!

神田から丸の内にかけてお好み焼き屋さんの話題店や名店が多く点在してます。その中で丸の内のお好み焼きの雄と言っても過言でない関西お好み焼き『きじ』です。
丸ノ内線「東京駅」を下車して、旧東京中央郵便局跡に出来たキッテビルの地下を通り抜けて、コットンクラブで有名な「東京ビル TOKIA」の地下1階に店を構えてます。夕方からは午後5時からの開店ですが、既に5時前から数人のお客様が開店待ちで並んでました。店内に入ると客席は50席以上はあり、広々とした雰囲気です。テーブルに置かれてる取り皿は可愛い絵柄とシャレの利いた文字が刻まれてます。

可愛い絵柄の取り皿

まず初めに、ビールを注文して箸休めに名物「スジポン」と「チャンジャ」をお願い。「スジポン」は煮込んだ牛スジに酢で和えた逸品で、関東で言う煮込みとは違った風味でさっぱりした味わいです。「チャンジャ」もコリコリした歯ごたえとピリ辛っでビールが進みます。両方共にネギが載ってるのが特徴的です。ビールがちょうど半分くらいになった時に、「かき豚」をオーダーしました!!

スジポン

チャンジャ

かき豚」は冬季限定のメニューです。牡蠣のシーズンの時だけって感じですが、牡蠣の上に豚肉を乗せて焼き上げたお好み焼きです。調理は御店の方がカウンター席の前で調理をして各テーブルに運んでくれるので、自分で作る必要は有りません。味は本場の大阪の味をそのままに再現して、関西お好み焼き好きな人には堪らない逸品です。牡蠣の素材を壊さずに上手く焼き上げられたお好み焼きはとても美味しく頂きました。
次に、お願いしたのが「スジモダン焼き」です。
モダン焼きとは、茹でた(あるいは蒸した)中華麺を、お好み焼きの具材として重ねて焼いたものです。しかし、こちらのモダン焼きはちょっと独特な焼き方なのでしょうか?生地の焼き加減と真逆に麺が柔らかく、牛スジと麺がよく絡み合って味わいはソースの濃厚さが独特です。これが関西お好み焼きなのだなって納得します。広島焼きは具材を重ねて焼いていくのですが、関西お好み焼きは混ぜた具材を鉄板で焼きます。広島焼きと比べて、麺の硬さがまさに真逆で柔らかく驚きです。

かき豚

かき豚

スジモダン焼き

スジモダン焼き

店内のメニューボートも独特でお題からして関西のセンスが光ります。お好み焼きは自分で焼く必要がないですが、店内が混み合うと、お好み焼きが来るのが遅くなることも有るので、早めに注文したほうが良いかもしれないです。お好み焼きをがっつり食べたいなって思う方にはオススメの御店です。興味の有る方は、関西お好み焼き『きじ』に訪れてみては如何でしょうか?姉妹店や支店が、六本木と品川にも御座います。

洒落たメニューボード

新丸ビルからの東京駅