谷根千へ猫を求めてぶらり途中下車!(前編)

旅行、観光、日帰り散策,神社仏閣,食べ歩き

上野から都バスの乗ってやって来ました。
「谷根千」の始まりは、「根津」からです。
昔から落語や小説で「根津権現」と称された「根津神社」が有ることで有名な根津です。谷根千のぶらり旅のスタートは根津からです。まず最初に立ち寄ったのはこちら!!

根津のたいやき

地元の根津の住民に愛され続けている人気たい焼き店「根津のたいやき」は、三大たい焼きの「柳屋」から暖簾分けした御店で、休日はもちろん平日も行列の出来る人気店です。
こちらのたい焼きは天然物で、注文を受けてから手間暇かけて焼き上げるスタイルは、暖かさを感じる接客と地元の雰囲気が醸し出す下町の良さが相まって、お客さまに「早く食べたいな、早く焼き上がらないかな?」と食欲を沸かせます。

焼きたてのたい焼きは、熱々で皮がとても薄く焼き上げ、潰した粒あんを尻尾までぎっしりと詰め込んでます。歯ごたえが皮のさっくりした感触があるも、薄さの中にもちもち感が有るので、ちょうど良い感じの皮加減です。粒あんの甘さもしっかりと強調されてるので、全体のバランスが程よい調和を保ってます。

こちらのたい焼きを食べながら、根津神社を目指すのです。
店先に有る「谷根千の観光マップ」はとても便利なので、持っていくことをオススメします。

根津神社(根津権現)

森鴎外、夏目漱石と明治時代を代表する文豪が近辺に住んでた事で、各作者の作品の文中によく登場する「根津権現」。
日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、江戸時代に五代将軍徳川綱吉は世継ぎを定まった際に、現代の社殿を奉健して、千駄木の旧社地より御遷座しました。
建物は権現造で、国の指定重要文化財になっております。
5代、6代将軍の庇護を受けてた為に、格式的には山王祭・神田祭と合わせて「江戸の三大祭」と言われてました。
(後に、8代徳川吉宗の時に、膨大な財源を必要とする根津祭は、三大祭の地位から降格します。)

本殿:1

本殿:2

狛犬

根津神社と言えば、赤鳥居!!

根津神社は4月から5月にかけての「つつじ祭り」で有名です。2000坪の境内に、3000株のつつじが色鮮やかに咲き乱れ、境内の露店も大繁盛の賑わいです。

根津神社と言えば、つつじ祭りと共に有名なのが、根津神社の本殿と共に人気スポットは、何と言っても京都伏見稲荷大社を彷彿させる「千本鳥居」。
根津神社の境内に有る「乙女稲荷神社」の両側に鳥居が並んで居て、邪気を払う意味で北から南に通り抜けるように配置されています。乙女稲荷神社の前に有る池の鯉が優雅に泳いでる姿を見ながら、乙女稲荷神社を参拝するのも良いですし、都内の中でも厳かな雰囲気を醸し出す鳥居をくぐり抜けるのも良いでしょう。

狛犬

乙女稲荷神社

乙女稲荷神社からの風景

鳥居の一体の値段が約10万。一般的に稲荷神社に願い事が叶ったお礼として、鳥居を奉納してました。感謝の気持ちが鳥居の列をなして、現在のような光景になったのです。言い換えれば、それだけ御利益の有る証拠ですね。まさに、パワースポットです。
乙女稲荷神社の隣に「駒込稲荷神社」が有ります。こちらは少し寂しい感じがして居ます。鳥居の本数も少ないですし、狛犬も顔が欠けたりしてるので、こちらには多めにお賽銭入れました。三社が共に繁栄して来ると良いです。
根津神社に訪れる外国人は結構多くいるのに驚きました。やはり鳥居の効果も有るでしょうね。根津神社は都内有数のパワースポットなので、興味の有る方は訪れてみては如何でしょうか?

駒込稲荷神社

駒込稲荷神社:本殿

狛犬