古き良きクラシカルなフレンチ『ル・マノアール・ダスティン』

中央区

トムクルーズ主演『ミッション・インポッシブル』の最新作を観に行こうと、日比谷のTOHOシネマズでツレを誘って行こうと連絡したら、ツレがOKを貰ったので、ランチで腹ごしらえをしてから、映画を観に行こうかと思ったので、ランチを検索してたら、食べログで高評価のフレンチの『ル・マノアール・ダスティン』を発見!!
食いしん坊の血が騒いで、これは行くしかないだろうと突撃してきました!!

古き良きクラシカルなフレンチ
『ル・マノアール・ダスティン』

変わったお人形がお出迎え!!

今回珍しく、シャンパンで乾杯!(笑)

8月某日の日曜日、日差しの照り返しのキツイ銀座。
今年の夏は8月の下旬でも燃えるような蒸し暑さに覆われる銀座を避けて、銀座三越の1階で待ち合わせをしてたのですが、久しぶりの高評価のフレンチ店という事で、気合を入れてジャケットを着込んだら、銀座に着いた瞬間に滝のような汗が流れ出てきましたw

それだけ事前の評価が良い『ル・マノアール・ダスティン』
ハリコンは食べログ等の口コミは見ません。チェックするのは予算範囲、コース設定有り無し、その後で点数を見ると言う感じで、最終的にはお財布に優しいかが最終判断の基準ですが、ツレは星を気にせずに、必ず口コミを読むらしいです。悪評の高い店は星が高くても、訪れるのに渋り嫌々付き合う感じです。何故嫌々でも付き合うかって?それはツレの財布に優しいから!(笑)

ブーダンノワール

ツレがおかわりしたパン
美味しかったです!!

噂の看板料理『人参のムース』

黄金に煌く海の中にウニが!!

銀座三越から地下道を通って、エルメスのビルの連絡通路から地上に上がり、そこからテクテクと歩き、007で有名な高級ブティック『ブリオーニ』の入るビルの地下に目指す『ル・マノアール・ダスティン』は店を構えます!!

店内に入店すると、すぐに係員の方が案内して四人テーブルに着席。音楽も流れずに静かな佇まいの店内に、ツレが「静かすぎるから音楽でも流せばいいのに」の一言!

場馴れしない雰囲気に入店して感じる緊張感も有りますが、隣の部屋の団体客以外は自分たち以外はお客様が1人しか居らず、ちょっと静かすぎるの印象は歪めません。ただ音楽を聞きに来たのではなく、食事をしに来たのだからと嗜めたら、ツレは納得してくれました。

さてと、今回お願いしたコースは5500円(お好きな前菜2品 本日のお魚料理、又はお肉料理 お好きなデザート)フランス料理のコース料理で多いタイプのプリフィクスコース(前菜、メイン、デザートと一品づつ選ぶ方式)です。

伺う前にホームページで、大体のセレクトできる一品料理は分かりますが、当日伺わないと分からないのが、肉料理と魚料理、後今日の・・・の料理です。まあ、デートで訪れる際は、お互いにダブらないチョイスしながら出された料理をシェアしながら食べるのも良いでしょう!!

鮎のガトー仕立てと胡瓜のサラダ

旨み豊かな鰻のムース 
海老のクリームソース添え

今日の手打ちパスタ
(サンマとトマトの冷たいパスタ)

前菜2品をチョイスで色々と悩みましたが、看板料理の「人参のムース」と「本日の手打ちパスタ」。ツレが「鮎のガトー仕立てと胡瓜のサラダ」と「旨み豊かな鰻のムース 海老のクリームソース添え」をチョイス!!

ツレはメインを魚料理をチョイスしたので、本日のランチは魚料理祭りです!(笑)

やはり「人参のムース」は看板料理だけのことは有り、シンプルな前菜です。ウニとコンソメの混じりあって、口の中にほのかに広がる人参の味。まさに絶品の逸品です!!

その後に登場した「本日の手打ちパスタ」は、サンマとトマトの冷麺パスタ。サンマはマリネような味わいと、トマトのフレッシュな甘み。パスタの細麺はカップラーメンの麺に思えるほどの細麺。フレンチでパスタは反則ですね!!

ツレの頼んだ前菜も、少し分けてもらいましたが、二品ともとても美味しく交換してほしいくらいでしたw

二杯目は赤ワイン

ツレは白ワイン

前菜2品を食べ終わった頃に、グラスが空けかけたので、二杯目にワインをお願いしました。ワイン飲みながら本日のメイン料理が登場!!

肉料理は「オーストラリア産ステーキ
魚料理は「焼いたスズキに野菜のフリット

肉料理は味付けは良いのですが、噛んだ肉の食感は硬かったです!!ちょっと残念です。

逆に魚料理はまさに絶品!!
焼いたスズキの皮のパリパリした食感と白身の柔らかさに、赤ワインでソースをマッチング。野菜のフリットもシャキシャキした食感に油っこくなく仕上がってます。
思わず、「こちらを選べば良かった」と言ったら、ツレは満足気に笑顔で微笑んでました!!

今日の魚料理
焼いたスズキに野菜のフリット

今日の肉料理
オーストラリア産ステーキ

メインを食べ終わった後に、デザートが出てくるかと思ったのですが、いきなりチーズを勧められました!!さすが、正統派フレンチ店。
メイン後に、チーズを勧められたのは、鉄人の御店に行って以来の出来事です!!それだけ、最近はフレンチもカジュアルな形式に変化していったのだな、考え深くなりました。
おっと!!勧められたチーズですが、素直にお腹がかなりいっぱいなので結構ですとお断りしました!(笑)

さてと、デザートの登場です!!

こちらは「クレームキャラメルとバナナのアイスクリーム」
ツレが「抹茶のバヴァロワ ココナッツミルクのソース」

クレームキャラメルと言うと、何も知らないでフレンチのメニューを見てると、何か凄いスイーツかなって想像しますが、「プリン」でした(笑)。濃厚なキャラメルソースに絡まったクレームキャラメルにさっぱりしたアイスクリームは無敵のコラボ!!写メで撮ろうとすれば、まさに無敵のコラボを嫌でも象徴する感じのキラキラと光ってます!!

ツレの選んだ「抹茶のバヴァロワ」も美味しくて美味です!!その証拠に少ししか分けてくれなかったです(涙)

ただ頼んだ時に、一緒にドリンクも出るかと思ったのですが、ここでは登場せず!!

ラストで、紅茶とプティフール(小菓子)が登場!
スプーンに盛られたムースの一口サイズのプティフールは上品な味です!!食べ終わって気付きましたが、一口スプーンで始まり、一口スプーンで終りました。まさに正統派フレンチ!!お腹がパンパンで満足な世界です!!

総じて、場所は銀座で、高評価のフレンチランチ、時間で2時間半の滞在で、ワイン等2杯づつでチーズは頼んでませんが、二人で2万を切りました!
これを高いとみるか、安いとみるかは訪れた方が判断することですが、個人的には安いなって思います!!だって、ワインに2杯ですよ?グラスの設定が安く抑えてるのでしょうか?それでも、変な御店で頂くよりも断然に良いでしょう!

デートなどで訪れるのがベストだと思います!!

まさに正統派フレンチ『ル・マノアール・ダスティン』は銀座では杞憂な存在で、味もコスパも雰囲気も良い!!まさに誰にも教えたくない名店です!

クレームキャラメルとバナナのアイスクリーム

抹茶のバヴァロワ ココナッツミルクのソース

紅茶とプティフール(小菓子)

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