競馬仲間の知人と久しぶりに飲む事になり、ワインが飲みたいと話になって、神楽坂で店を探して訪れた『ワインバー ヴィノ ナカダ』。
ドラマのロケで使われた人気店 神楽坂『ワインバー ヴィノ ナカダ』
『ヴィノ ナカダ』を食べログで検索すると、某ドラマのロケで使われた人気店ですが、食べログの星は3,33と、東京カレンダーとかのメディアにも露出してるお店にしては、評価がイマイチ。
グーグル先生はイチオシのワインバーとオススメなので、予約をして伺うことにしました。当日は5月なのに、夕方まで蒸し暑く、店に到着するまで喉がカラカラ状態です。
やたら泡が多いビール
御店の場所は寺内公園の側で、以前訪れた『ビス神楽坂』、『エンジン』の建物の真向かいです。建物自体は一軒家レストランで、神楽坂では、良く見かけるスタイル。到着した時点で、「ここだったのね」と思いながら、入り口から声をかけるも誰も出ず。靴を脱いで入店してからウェイターが対応する始末。


玄関口から真っ直ぐ進むと、目の前に石垣に池を配したこじんまりした庭園が広がる。中々風情な店だなと思いながら、カウンター席に案内される。ウェイターは飲み物にシャンパンかワインを勧めるも、外の暑さで喉が渇いてるので、ビールを注文。ウェイター驚いた表情に、何か不味い事でもしたのかと思ったのですが、種明かしはビールタンクを交換してなかったのです。お陰で、泡だらけのビールを飲む羽目に。
メニューを見ながら、一品料理を4点注文し、ビール片手に談笑を始めると、ウェイターがカウンター奥で冷蔵庫の整理をし始める。「あれれ、開店時間過ぎてるのに、何で掃除をし始めるの」と、思いながら眺めてると、競馬仲間がウェイターに聞こえる声で「シャンパン頼まなかった腹いせでは!」と発言 。険悪な雰囲気になりました。
その後、他のお客様が入店されて、こちらも気にせずに談笑し始めると、一品料理が登場。総じてどの料理も美味しかったです。グラスワインも種類は豊富で、何れも個性豊かな味わいのある銘柄ばかりですが、、お値段が高めの設定です。
しかし、今回訪れた『ヴィノ ナカダ』は、また期待と思えるほどでなく残念です。カウンターの奥で冷蔵庫の片付け、掃除をするやら、ビールタンクの準備も出来てない。お客様に満足する接客には、ウェイターの態度は、ほど遠かったです。
2時間もせずに、別の店に行くことにした私たちは会計をお願いします。ウェイターが持ってきた紙に書かれた金額を見ると、思ったよりも良い値段でした。やはり、メディアに取り上げられて殿様営業なのかなと思ったのですが、会計を済ませる時に、何故かレシートを渡されました。
後日、レシートの明細を見返すと、注文したのは4品なのに、何故か5品で計算されてます。しかも、同じ値段が連続で打たれてる。ミスってダブったのでしょう。まさに、最悪です。もちろんどんぶり勘定で明細を明示しなくても、「価値>価格」を感じることができれば、それで充分満足ではあります。今回『ヴィノ ナカダ』は、料理は美味しくても、サービス面では満足も価値も充分に感じませんでした。
コロナ禍で飲食店も厳しく店を畳む時代ですが、やはりお客様有っての飲食業界です。『ヴィノ ナカダ』には、その原点回帰して貰いたいと切に願います。
シャンパンとワインの数々