ボリューム満点、コスパ抜群!『ビス神楽坂』

新宿区,神楽坂,食べ歩き

神楽坂を一言で例えるなら、心に浮かぶ言葉は『迷宮』。
神楽坂は迷宮かと思うほど、色んな御店が軒を連ねてます。
裏道の路地に入れば、一軒家を改築してのレストランが有り、黒壁に囲まれた高級感の趣の有るフランス料理に日本料理。人が入ってない雰囲気の御店が物凄い有名店だったりと、まさに人間の心を迷宮のように迷わせる街、それが神楽坂です。

ボリューム満点、コスパ抜群!
『ビス神楽坂』

1階に設置されてる看板が可愛い(*^_^*)

しゃくれ顎の動物たち!!

やって来たよ『ビズ神楽坂』

今回は訪れた御店は『ビズ神楽坂』。
約2年間フランスに渡り、三つ星レストラン「ポール ボキューズ」をはじめ都内の名だたる星付き店にて修行を積んだシェフが、ワインと正統派フレンチのマリアージュを提案する『ビズ神楽坂』。店に置かれてるワインは、フランスを中心に日本、世界各国のワイン150種類以上をご用意し、ワイナリーに足を運ぶなどして厳選したワインです。ボトルは3000円台から楽しめる御店『ビズ神楽坂』です。

この御店の最大の特徴は料理人・従業員合わせて、たったの二人で切り盛りしてる事。二人しか居ない御店って、他に有ったかって思い起こせば、早々思い付きません。思い付くとしたら、酒場放浪記に流れる居酒屋(笑)、ビズ神楽坂はフレンチの御店です。それでは手抜きの料理を出す店かと、普通は思うかもしれないですが、味もサービスも手抜きなしと来れば、リスペクトの一言です。

並々に注がれたスパークリングワインがw

変わったボール型の重箱

柄・色違いの焼き物は、実は、、、

一段目のアミューズ

二段目のアミューズ

三段目のアミューズ

プリフィックススタイルの申し子!!

多くのレストランでお客様に食事を提供するコースとして、プリフィックススタイルが有ります。ビス神楽坂はアラカルトも有りますが、基本はプリフィックススタイルのコース料理です。

プリフィックススタイルとは、お客様がいくつか用意された選択肢のなかから、好きなものを選びとるスタイルで、例えば、前菜から3品から1品選び、メインから5品から1品を選び、デーザートも3品から1品を選ぶというお客様にコースを自分で選ぶ楽しみを与えると同時に、お客様の好き嫌いに対応出来るメリットを持ってます。

お客様にとってはメリットのプリフィックススタイルには、店側にとってのデメリットが有ります。それは「価格調整の難しさ」です。
どのメニューをお客様が選んでも、お店側に損がないような料理構成にしなければなりません。あまりにも値段に差がありすぎてしまうと、それだけに注文が集中してしまうと採算性があわなくなってしまうからです。まさに諸刃の刃のコースメニューです。

今回は何故そんな話をしたかと言うと、ビズ神楽坂が御客様に選んでもらう1品料理の数が、通常の倍以上の品数を揃えてる点に有るからです。
ビズ神楽坂のメニューを写メしてこなかったのが残念ですが、『ラ・ボンヌ・ターブル』でさえ前菜・メイン・デザートと3品の中から選べのに対して、その倍の料理を提供できる凄さ、そして座席数は20席ながら、二人で切り盛りしてると言う状況を考えれば、まさに素晴らしいの一言でしょう!!

サーモンのマリネ

白ワインで一杯!!

パンとテリーヌ

角煮風の包み焼き

ボリューム満点、コスパ抜群!採算取れる?

これだけの味とサービスを提供する『ビズ神楽坂』ですが、コース料理の値段設定が、3000円、4000円、5000円台に抑えたコース価格。

メニューボートを見ながら、思わず。。。

(つд⊂)ゴシゴシ

(つд⊂)ゴシゴシ(つд⊂)ゴシゴシ

(つд⊂)ゴシゴシ(つд⊂)ゴシゴシ(つд⊂)ゴシゴシ

ランチタイムで無く、ディナータイムで採算取れるのかよ!!と突っ込みたくなる値段設定です。このコース料金なら、お酒飲んでも1人1万円切るから、ありがとうの一言です。

今回は4000円台のコースでお願いしましたが、ボリューム満点で料理にお腹が一杯になって帰りました。これだけの味・サービス・コスパを出せる御店はそうそうにないでしょう。

『ビズ神楽坂』に訪れる際には、必ず予約を入れて足を運んで下さい。予約するだけの価値は有ります。後は、貴方がこの御店の凄さに気付くかです!!

赤ワインで一杯!!

牛タンの赤ワイン煮込み

珈琲とゼリー