本屋街で見つけた美味しい焼き鳥屋、神保町『焼鳥さつま屋』

千代田区,食べ歩き

コロナウィルスの猛威は止まりを知りません。個人的には、コロナウィルス=風邪の認識でいるので、4月になればブームは落ち着くと思います(あくまでも個人的な見解です)。日本で行われる東京オリンピックを延期にしようとする動きは、果たして如何と思います。夏場に風邪って日本の風土では考えられないですし、そもそも来年に延期しても、再度冬場にコロナウィルスが流行するかもしれない可能性を否定出来ない現状では、どうかと思うこの頃です。

本屋街で見つけた美味しい焼き鳥屋、神保町『焼鳥さつま屋』

神保町で講習を受けることになり、夕方でもツレと待ち合わせして飲もうかと御店を探してると良い感じの飲食店が色々とヒットしたのですが、ツレが焼き鳥を食べたいと言うので、探しに探したのが、今回訪れた焼き鳥屋『焼鳥 さつま屋』です。

食べログの評価を見てみると、3.2と意外と低いのですがコメントをみると、ほとんどランチどきの評価ばかりでした。串物食べずに丼物の評価とは、焼き鳥屋なのに悲しい気分。チェーン店らしく何店舗か出店してる為に、多分評価も低い一因かもしれないです。
午後5時半過ぎに御店に訪れると、既に2、3組の御客様が楽しい宴を繰り広げておりました。拙僧たちはカウンター席に案内されて、先ずはビールで乾杯!お通しは「鶏の肉団子」。程よい肉の感触と甘味で美味しく頂きました。
メニューに目を通してみると、鶏料理一色。焼き鳥屋なので当たり前ですね(笑)ツレが刺しを食べたいと店員さんにオーダーしたので、拙僧は串物を数点注文。
焼鳥 さつま屋』が扱う鶏は養鶏場から直送される「名古屋コーチン」を使用し、焼きで使用する炭は紀州備長炭です。塩・タレと特に頼まなかったら、焼き手のお任せになり、全て塩で出て来ました。絶妙な焼き加減をつけた焼鳥を頬張るとレア感があり、噛むと肉汁が口の中に滲み出る旨さ、これは良いですね、何本も頼みたくなります。
ツレが食べたいと願った鶏刺しも養鶏場から直送される「名古屋コーチン」で食べた瞬間に鮮度も良く、コリっとした食感に感動を覚えます。隣にいるツレもご満悦です!!

先ずはビールで乾杯!!

お通しの肉団子

鶏刺し

レバー

ねぎま

焼鳥 さつま屋』は野菜類も種類が豊富で定番を注文しようと思ったら、ツレが「ズッキーニ」をオーダー。こころの中で「ズッキー二」と考えましたが、こちらの焼き手がどんな風に焼き上がるのかと興味が有り、拙僧も一緒にオーダー。メニューに目を通すと、希少部位焼き鳥の項目を発見。数量限定で心がウキウキになり何を頼もうかと迷ってましたが、「まるはつ(雌の心臓)」・「あか(内もも)」をオーダー。

テーブルに登場した「ズッキーニ」は粉チーズが振りかけられて、香ばしい香りが立ち込めます。口に運ぶとチーズに甘味とズッキーニの柔かな食感が美味で、想像した味わいと180度違って、これはアリとツレのチョイスに感銘です。
「まるはつ(雌の心臓)」は、心臓の内膜を裏返して円錐形にしており、通常のハツよりも脂が乗っていて、柔かいのが特徴ですが、『焼鳥 さつま屋』の「まるはつ」は歯応えが有り、美味しかったです。名古屋コーチンのしかも雌の心臓のみ厳選とは、贅沢に尽きます。「あか(内もも)」は、内ももの一番柔らかい鶏肉の部位ですが、「まるはつ」の歯応えとは対照的に、噛むだけで脂のジューシーさが口の中で拡がり、まさに美味です!!個人的に『焼鳥 さつま屋』に訪れて、一番好きになった一品は「鶏なめろう」です。魚系のなめろうは色々と居酒屋で見てきて、焼き鳥屋を巡っても、拙僧の記憶では皆無の「鶏なめろう」は食すのは初めてです。『焼鳥 さつま屋』が養鶏場から直送される「名古屋コーチン」の鮮度の良さがなせる技なのでしょう。魚介系のなめろうと違い、鶏なめろうは鶏独特の甘味を感じて、これもアリだと思い、かなり好感触でした。

串の値段等は若干高くコスパの面を重視される方には、疑問の余地は有るかと思いますが、個人的には素材と値段は十分に釣り合ってると思います。今度、神保町に訪れた際には、また『焼鳥 さつま屋』に訪れてみたいと思います。

ズッキーニ

鶏なめろう

まるはつ・あか

つくね