シャバシャバ系の本格インドカレー 御成門『ザ•カリ』

港区,食べ歩き

御成門駅周辺は、飲食の名店が多く存在して、散策する度に驚かされる。しかし、夕方の散策だと、ランチ営業だけの飲食店も多く、コロナで閉店したのかと勘違いすることも良くあること。今回訪れたお店もその中ひとつである。

御成門のカレーの名店『ザ•カリ』

ランチ時しか営業しない飲食店を巡るひとり飯。今回訪れたのは、新橋•御成門に店を構える創業1993年のカレー店『ザ•カリ』。某ネットニュースでは、都内ビーフカレートップ10に入り、食べログのカレー百名店に選出される実力店です。

店の佇まいを見ると、カレー店と言うより、美味しいコーヒーが出てきそうな喫茶店の雰囲気を醸し出してます。訪れた当日は店先にお客様は並んでおらず、すんなり入店。店内は色々と装飾品が飾られてますが、店内では撮影禁止で、料理のみ撮影はOKです。

メニューを見ると、いたってシンプルで5品(内一品は曜日指定)。色々と悩みましたが、一番人、気のビーフカレーを注文。すると、ウエイターさんから「付け合わせはキャベツの酢漬けと芋のどちらになさいますか?」と聞かれます。芋が無難だろうと思い、付け合わせは芋でお願いしました。待つこと、1、2分でビーフカレーが登場(笑)

ビーフ、ルー、ライス、付け合わせの芋と、至ってシンプルなカレーです。付け合わせの芋は、ジャガイモをクルミシードで調理したものでしょうか。具がビーフ以外無いのに、ちょっと戸惑いましたが、頂きましょう。

口に頬張ると、辛みが増すスパイスカレーで、粘度のないシャバシャバ系のルーで、早く食べないと、ルーがライスに吸い込まれそうで、ルーがライスに対して少ない感じがします。ライスは硬めに炊いてます。ビーフは想像してたよりは柔らかく、歯ごたえも充分に有りました。名店と呼ばれるだけあって、カレーは美味しく、スープが止まりませんでした。

総体的に、大盛りでも完食出来る量なので、私個人的な感想では、普通盛りでは物足りない印象です。カレーが登場するのに1、2分程、食べるのに10分程度、口の周りがヒリヒリと痛くなるのが30分。新たな名店を知って、次回も来ようと心に誓うのでした。