銀座三越クリアランスセールの戦利品!『ルイジボレッリ』リネンポプリンカラーシャツ!

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今年の夏はどこも出掛けず終わるかと思ったのですが、優しいツレのおかげで虎ノ門ヒルズの虎ノ門横丁と夜景が綺麗なバー『ルーフトップバー』に足を運ぶことが出来ました。コロナで外出を控える中でも、思いっきり遊ぶ楽しさを実感できて、とても有意義な1日を過ごせて嬉しさ倍増でツレに感謝感謝です。

銀座三越クリアランスセールの戦利品!『ルイジボレッリ』リネンポプリンカラーシャツ!

今年はコロナウイルスの影響でアパレル業界は、まさに倒産ラッシュの嵐です。
買い物に出かけられない事は勿論ではあるが、お洒落をして街に繰り出す機会が無くなり、まさに春夏モノが全く販売出来なかったのが、1番の原因ではないかと拙僧は推測します。そんな中でもネットで購入しようと色々と検索をしながら、今年は何を購入しようかと考えながら、スマホ・パソコン画面を食い入るように眺めて物色するのです。どのサイトも在庫の一斉処分的に早めにプレセールを行う店舗も多く、実店舗でもその流れは後追いの様に続きました。

今回購入した「ルイジボレッジ」リネンポプリンカラーシャツは、毎度お世話になってる『粋な着こなし』で発見したアイテム。カラーも色々と有ったのですが、ブラウンとグリーン、どちらを購入しようかと迷いに迷って銀座三越まで実物を見に行きました。銀座三越はコロナの影響ですね、閑散としてました。それでも毎度のことですが、割引率と品揃えは良いです。外出を控えてる国民にとってはファッションは二の次、三の次なのでしょう。正直な話、拙僧も店頭で試着だけして、購入は『粋な着こなし』ですれば、ポイントと割引券を使って購入することが出来ます。そっちの方が安上がりで済みますからね。

個人的はルイジ・ボレッリ=ドレスシャツというイメージがある。カジュアルシャツはバルバにフィナモレの方が定評で個人的にも素晴らしく思える。そんな中でも、トータルブランドを目指すルイジボレッリはファッションのクラシック回帰が急速に進んでる流れを読み、ルイジボレッリのカジュアルシャツに、そんな流れをいち早く取り入れて作られています。ここ数年の休止を経て、18SSから再スタートした「LUXURY VINTAGE(ラグジュアリーヴィンテージ)」。洗いシャツの元祖とも言える同ラインでは、現代的な感覚を取り入れたカジュアルシャツを中心に、ファビオ・ボレッリのフィルターを通して再構築されたアメリカンカジュアルが提案してます。

ルイジボレッリの使われてる生地もドレスシャツと同じくトップクオリティの生地を選りすぐり、そこに弱めの洗い(ウォッシュ)を施すことで高級感や上品さを損なうことなく絶妙なカジュアル感が表現されていることが特徴です。カラーキーパーが付くことからもカジュアルとドレスの中間を狙って、客層の期待に応えると思います。先述べてバルバやフィナモレとは一線を画する、クリーンな印象のカジュアルシャツになり、カジュアルはもちろんジャケパンスタイルにも合い、まさにカジュアルシーンを意識した王道のカジュアルシャツで有ります。

ナポリの象徴ヴェスヴィオ火山のイタリアンカラー『VESUVIO(ヴェスヴィオ)』

日本のリクエストで誕生した衿型『VESUVIO(ヴェスヴィオ)』です。ナポリの象徴ヴェスヴィオ火山からその名をとった同モデルは、以前登場して人気を博したTOMO(トモ)を改良したイタリアンカラー。イタリアンカラーとは、衿と前立ての裏部分がオープンカラーのように縫い目のない、衿が一枚の生地で出来ている衿型のことです。別名ワンピースカラーとも呼びます。もともとは南イタリアで生まれたリゾートシャツですが、エレガントで開放感のある佇まいから今ではノーネクタイ専用シャツとして広く親しまれています。クールビズスタイルにもお勧めしたい、涼しく、ちょっぴりセクシーな、玄人好みな衿型です。
またヴェスヴィオは、イタリアンカラーにしては珍しいホリゾンタルカラーになっていて、第一ボタンを外すと衿羽根が後方へ流れて美しく色気のある表情が生み出されます。(前立て上部を含む)襟全体に上等なフラシ芯を使用することで自然なふくらみを与え、ナポリシャツらしい独特な色気を生み出しているところにボレッリらしさが光ります。この夏は暑いので、思いっきり第二ボタンまで開けて、街を闊歩しても男らしさが倍増するデザインに仕上がってます。

リネンシャツって、使い勝手はどうなの?

リネンって生地が薄いイメージが固定観念にあり、ルイジボレッジのリネン素材(最高品質のアイリッシュリネン)は原料にした細番手糸を負荷がかからないように低速で織り上げた、春夏らしい薄手の平織物(ポプリン)とのことでしたが、実際に試着してみると、生地に厚みがあるように感じ、店員さん曰く、「こちらのルイジボレッジのリネンポプリンカラーシャツなら冬でも着こなせます。」との発言も。イタリア人はリネンシャツは秋冬でも着るらしいです。日本の常識は世界の常識にあらずらしいです。

身長180、体重65の拙僧にとって、ルイジボレッジのカジュアルシャツはサイズMで若干余裕が有りました。ちなみに、こちらのカラーシャツはボレッリの新基軸『EVボディ(SLIM FIT)』になります。ルイジボレッジの作りは従来タイトで、肩まわり、胸まわり、どちらもコンパクトな設計なのですが、『EVボディ(SLIM FIT)』は多少の遊びが設けられています。このためストレスなく着られます。そのぶん背面ダーツによってウエストを絞り、セクシーかつスタイリッシュに見せています。アームが上付きでカマが小さめに設計されているので袖付けまわりに不自然なシワが生まれず、すっきりキレイに見えることもポイントです。熟練したシャツ職人の手縫いによるイセ込んだ肩と袖の後付けによって高い運動性を実現しているあたりに老舗カミチェリアの矜持が感じられます。

生地がリネンなので洗濯後、縮みが出ること考えるならば、若干大きい方が良く、何度も洗いを行うことによって、リネン特有のソフトな風合いに仕上がり、袖を通した瞬間から肌に馴染みます。洗いざらしでもお洒落に決まり、店員さんの説明ですと、面倒なアイロン掛けは不要らしいです。
リネン(麻)シャツは2度目の購入で、以前購入した時はシップスのオリジナルブランドを購入した時に、洗濯に出した後に思いっきり縮んで着れなかった過去があり、それ以来リネン生地100%はシャツに限らず、ジャケットも敬遠してきました。そんな食わず嫌いのリネンシャツを購入しようと思ったきっかけは、やはりボレッリが作るシャツの魅力に惹かれたからです。それは「世界一の着心地である」をコンセプトに日々邁進するルイボレッリは、着たときに一番リラックスしてもらえるようなシャツを目指して、人体を徹底的に研究し、生地の特性に合わせてパーツを立体的に裁断し、それを熟練したシャツ職人が、甘く、ゆとりを持ちながらも丁寧に縫い上げることでソフトな着心地と耐久性を生み出してます。そんなボレッリのシャツにハズレは無いだろうと、常々お世話になってるので、どうせリネンシャツ再デビューするなら、ルイジボレッリなったわけです。

色は今年流行色のグリーンが目につきましたが、自分個人のマイブーム色はブラウン。どちらをチョイスしようか迷ういに迷って決めたので、ブラウンでした。店員さん曰く、「リネンシャツは、洗うことによって、色合いが変わり、長く着続けると、風味が増して、良い色合い育つと思いますよ。」と。ちなみに、応対して頂いた店員さんは、ボレッリのグリーンのリネンシャツを購入したそうです。

リネンシャツが数多ある中で、「ルイジボレッジ」リネンポプリンカラーシャツを購入した事は、自分にとても良い買い物だと思います。あとはケアの問題だけです。次回は、ブラウンのリネンシャツのコーディネートを掲載できたらと思い筆を置きます。