皆さんは、C+(シープラス)と言うパンツメーカーをご存知だろうか。ブログ当初に購入したC+(シープラス)のチノパンで、色々と曰く付きのパンツでした(詳細はこちらで)。ブラックデニムを探してるのですが、C+(シープラス)の存在を思い出して、ネットで検索すると、アウトレット品しか引っ掛からず。多くのセレクトショップでは、取り扱いが無いのですね。コロナの影響で、アパレルも大変だと、染々と感じました。
GUY ROVER(ギローバー)「コットン鹿の子ワイドカラージャージシャツ」購入レポート
GUY ROVER(ギローバー)とは
1967年、北イタリア・ヴィチェンツァで創業した老舗シャツブランドGUY ROVER(ギローバー)。“マシンメイドによる最高のシャツ作り”をコンセプトに掲げるギローバーの歴史は、サルトリアの技術を現代のシャツにいかに反映できるか試行錯誤を繰り返してきた歴史でもあります。マシンメイドの持ち味であるしっかりとした縫製を活かしつつ、身体を包み込む立体的なカッティング、上質な芯材を用いた端正な衿型、着心地のよさを追求したハイクオリティな素材を融合させ、イタリア随一と言われるマシンメイドシャツを作り出しています。品質と価格のバランスがよく、デイリーユースに適した耐久性が備わっていることから、身近に楽しめるイタリア製シャツとして人気を博しています。90年代に日本での展開がはじまり、それ以後も人気が定着している日本人に愛されているシャツブランドです。私もブログを始める前からギローバーのシャツは愛用してます。近年、バルバにフィナモレの価格が高騰する中でも、ギローバーは常にお手頃な価格で購入が出来ます。尚且つ、今まで購入したシャツで綻びやボタン取れ等のトラブルはない高品質なシャツです。
ギローバーのシャツを愛用している方でしたら、すでにご存知のこととは思われます。ココンチのシャツは日本人の体型に合うように作られています。そもそも外国人向けに作られてるシャツですが、ギローバーは細すぎずかといって太すぎないボディ、横ではなく斜め下に向かって付けられた袖、裾をパンツから出してもお洒落に決まる計算された着丈など、改良を重ねることによって日本人の体型に合うベストなバランスを実現しています。ギローバーのシャツを着た瞬間に感じるのは、日本のブランドじゃないのと思えるくらい日本人の体型にフィットします。ネット購入する中では、並行輸入品も多く存在するインポートのシャツに置いては、体型に合わないという方でも安心して着れます。

気軽に着るシャツとしては、最高の鹿の子シャツ
欲しいモノリストでは、コットンポプリン生地のドレスシャツと書きましたが、探すと中々見つかりません。秋冬物まで待たないといけないかなと思ってた所に、ネットで見つけたのが、『粋な着こなし』で発見したギローバーのワイドカラージャージシャツです。ブラックシャツですと、フロントボタンが白で縫われてる事が多いのですが、今回購入したワイドカラージャージシャツはフロントボタンは艶消しの黒を配置しており、落ち着いた雰囲気を漂わせてます。今回購入したワイドカラーシャツは、衿型の変更(カッタウェイからワイドカラーへの変更)によって、より大人っぽい顔つき変わります。正直、ドレスとカジュアルの両方で使えるモノを考えてたので、ワイドカラーに変更された事は、購入する決め手として、ポイントが高かったです。また生地はコットン100%の編地(ジャージー)で作られています。ギローバーのポロシャツと同じ鹿の子素材が用いられてます。腕を捲れば、夏場でも着用出来るでしょう。
余談ですが、ギローバーは編地(ジャージー)でシャツを作った初めてのブランドと言われています。ギローバーの鹿の子ポロシャツは、この時期良く店頭に見かけるほどの人気アイテムです。編地は夏でも気持ちよく着用できるのはもちろん、じっくり目を詰めて編み立てられているので型崩れしにくいこともポイントです。ギローバーの鹿の子と言えばこれ!という人気定番生地です。
と言うことで、早速『粋な着こなし』からポッチと逝っちゃいました。サイズはSとMで迷いましたが、Sで購入。手首まで袖の長さが丁度良く、サイズ的には胸の膨らみがなく、フィットした着心地です。着心地は脇が少しタイトで、腕を上げた時に窮屈に若干感じますが、至って許容範囲です。生地が鹿の子だけ有って、通気性が良く、夏でも涼しく快適に着用できます。フロントボタンを留めてきちんと着てもいいですし、やはり夏はボタンを外してカットソーの上に羽織ってもお洒落に決まりそう。ギローバーの技術が集約した美しい衿型になっているので、着こなしによってはオンにもオフにもフル活用でき、万能シャツとして、気軽に着回せます。
左袖の剣ボロ部分には、王冠とアザミの花をモチーフにしたロゴマークが刺繍されています。その他多くのシャツとは違い、“胸”ではなく“袖(剣ボロ)”ってところがギローバーの遊び心。腕組みをしても、悪目立ちせず、知っている人だけにブランドをアピールできます。(知ってる人はかなりの通です!)
ギローバーのシャツブランド力の高さは、他の追随を許しません。編地(ジャージー)は伸縮性に優れている反面、きれいに縫うのが難しく、この生地を使ってこんなにも美しい衿型を作れるブランドは他にはありません。胸板の薄い日本人の体型に合うように調整されたフィッティングも素晴らしいの一言。イタリアインポートの価格が高騰する中で、価格のバランスがよく、デイリーユースに適した耐久性は、ランニングコストも備わっています。このシャツは、ギローバーの良さがいかんなく発揮された一枚です。興味の有る方は、是非とも購入を検討されてみては如何でしょうか。現在のユーロ高とウクライナ情勢ですと、この値段で購入出来る最後のチャンスかもしれません。
