銀座三越クリアランスセールの戦利品!ダウンジャケットの雄『MOORER(ムーレー)』モーリス購入レポート

アウター,インポート

2月中は仕事の忙しさにかまけて、ブログの更新が思う様に進まずに反省の日々でした。けして体調が悪くて更新が出来なかった訳ではないので、その辺はご理解のほどをと思います。2月には資格試験も受けたので、その話もブログに記載できれば良いか思うこの頃です。では、2019AWセールの最後の買い物からです。

銀座三越クリアランスセールの戦利品!ダウンジャケットの雄『MOORER(ムーレー)』モーリス購入レポート!

『MOORER(ムーレー)』とは!!

「MooRER」(ムーレー)は、家業であるダウンジャケットの製造業を受け継いだMoreno Faccincani(モレノ・ファッチンカーニ)氏が2006年イタリア・ヴェローナで創設したラグジュアリーアウターブランドです。主力アイテムであるダウンジャケットには、最高レベルのフィルパワーを誇るホワイトグースのダウンを使用し、軽量でありながらも保温性の高さを実現しています。 MooRERが使用するホワイトグースの原料であるガチョウは、日中は野外で、夜は室内のストレスのない環境で飼育されており、心身ともに安定した健康状態を保てるように、獣医師による定期的な検査を受けています。

また、国際機関が定めた規格、UNI EN 12934に適用されており、95%以上ダウンで構成されていると認定されています。衛生面ではイタリア政府の指定規格に従い、10回にわたる洗浄、4回にわたるゴミの除去など、イタリア国内で徹底して行われております。 全ての商品がイタリア製で、縫製においても一切の妥協がなく、ハイクラス商品はロロピアーナーの生地を使用し、ボタンやファスナーも特注品を使用するなど、細部にまでこだわり抜くことでデザイン性と機能性、実用性を兼ね備えた高品質の製品を生み出し、近年では高級ダウンジャケットとしてハイブランドの地位を確立。銀座に旗艦店をオープンするなど、まさに旬な注目のインポートブランドです。

フロント

バック

内側の仕立ては収納豊富なポケット

憧れの「MORRIS(モーリス)」に魅了される拙僧

今回購入させて頂いた「MORRIS(モーリス)」は、「MOORER」で長きに渡り定番モデルとして不動の「SIRO(シーロ)」をロング丈にしたのが「MORRIS(モーリス)」です。ロング丈にしたことで ヒップが隠れ腿(もも)を覆わない、程良いミディアム丈がビジネスシーン・ドレスシーンにハマるエレガントさと“ダンディズム”を感じさせる男らしさを併せ持つ優美を兼ね備えたダウンジャケットで、シーロはカジュアル向け、モーリスはドレスよりと考えた方が良いのかと思います。

そもそもMORRIS(モーリス)はムーレーのモデルの中でもすっきりと細身のシルエットのモデルで、ダブルブレストのデザインながら、ボタン幅が狭い「セミダブルフロント」は シングルフロントのようなスッキリとした仕立てで前を開けても様になり、サルトリア仕立てでメリハリのきいたボディに程良いロング丈が優美で、やや長めの着丈ながら重たい感じがせず、すっきりとした見た目を容にしているのには キルティングの絶妙な入れ方に秘密があり、縦長の格子状のキルティングがダウンのボリュームをおさえ、 中心から脇にかけて幅を変えて縦のラインを描く事で視覚的にもスッキリと見え、 着ぶくれ感は全くありません。背面のウエスト(腰)部分の切り返しも脚長効果をもたらしています。

またフロント部分はダブルジップとボタンのダブルクロージャーに、ベルトのついたスタンドカラーの内側には取り外し可能な最上級のラビットファー、 思わず顔を埋めたくなる極上の触り心地と贅沢尽くしで、機能性でもハンドウォームポケットは機能的で、内側の仕立ても一切の妥協を許さず ゴールドのパイピングの縁取りにジップ付きの内ポケット、ボタン付の内ポケットも設けており機能性が素晴らしいです。

今回モーリスで用いられてる生地は、ムーレーの独自開発された最先端の高機能素材、 撥水性・耐久性をもつ高密度ポリエステル生地「KM」。
皴になりにくく、 薄めな生地でありながらしっかりとしたハリ感があり、高い存在感を主張。ハードに見せない高密度に織られたポリエステル素材は、二重染色仕上げであり表面は撥水加工を施した落ち着いた雰囲気のなかに控えめな光沢感をもち光によって独特の発色をし、高級感を醸し出します。エレガントさとダンディズムを感じさせる男らしさを併せ持つデザインに悪天候にも活躍する機能性の高さは高品質ダウンの防寒性とさらなる相乗効果を生み手放せない1着です。

ダウンの対応気温表記「THERMAL INSULATION」ラビットファー

憧れのムーレーを買ったは良いが、今年は、、、!!

今年の銀座三越クリアランスセールで見つけたダウンジャケットの雄として、イタリアインポートブランドでは最後の大物「MooRER」(ムーレー)。女子にはモンクレールが人気ですが、男性だったらムーレーではないでしょうか?

今回見つけたムーレーのダウンコートのモーリスは、ムーレーの人気モデル・シーロをロング丈にした改良版です。ダウンを着た感じの違いは、シーロはカジュアル的な丈に仕上げてるために、スーツやジャケットを着る拙僧にとっては、シーロを羽織ってみるとスーツやジャケットがお尻からひょっこりはん状態になってはみ出る状態になります。モーリスですと膝上までかかって、丁度隠れる感じで良いです。日頃、サイズ的に46サイズを着てる拙僧は、スーツなど着込むとサイズ的には48を選ぶとちょうど良く、逆にタートルネックなどの軽装の着こなしだと、48で少し余裕が有ります。

表地は、イタリア高級生地メーカー製のポリエステル100%シェイプメモリー生地を使用さてますが、個人的にはもう1ランク上のウール・カシミヤ生地モデルが以前から欲しかったので、ちょっと購入しようかと悩みましたが、実際の生活の中で悪天候などの時はウールよりも撥水効果に優れたポリエステル生地の方が良いです。生地の色はベージュに近い色ですが、控えめな光沢感が有る為でしょうか、若干グレー色に見える為に、グレージュ色(そんな色有るかな^^;)に見えます。

さてと、ダウンの保温効果ですが、まず初めに内側にABCのアルファベットで THERMAL INSULATIONが明記。暖かさの目安とランク付けがされて、着用時の快適温度を表しています。モーリスモデルは「C」となり、最も寒いシーンで着用される事をお勧め。表記の意味は以下の通りです。
「A」16℃から5℃
「B」12℃から氷点下5℃
「C」8℃から氷点下12℃
冬場に昼間10度以上で街中を着込んで歩くと、防寒効果に優れてるお陰で汗をかくほどです。まさに高級ダウンと謳うだけの実力は有ります。

さてとセール価格ですが、何と半値でした!!

ネットのセール価格が30%引きのポイント付きに比べても、銀座三越様の価格の方が優れてることは歴然です。消費税も半値なのが何よりも言うことがないです。有り難い限りです。では、人気定番モデルのシーロ・モーリスが何故この価格で店頭に並んだのでしょうか?拙僧が思うには、暖冬で売れ残りが発生した為と思います。購入後も気温は下がることはなく最高気温も10度超えの日々が続く1、2月。実際に着る日も少なく、頑張って羽織って出かけると汗だくになる日も多々ありましたw
それでも、来年は多く着る機会が増える事を祈りつつ今回は良い買い物をした自負します。何より一番気に入ったのはラビットファー。首回りに優しく感触とマフラー要らずは重宝です。この時期はマフラーを失くしやすい時期なので余計に有り難いです。
価格面でも機能面でもまさに逸品を手にした気分で、大事に使っていきたいと思います。