シルブロン、オープン入りを果たす!

一口馬主

有馬記念は、イクイノックスの完勝で幕が閉じ、3歳馬のワンツー決着で終わった同レースです。ファン投票1位のタイトルホルダーがまさかの9着。某お笑い芸人の本命指名で、呪われた結果でしょうか。

シルブロン、オープン入りを果たす!

2022年12月24日中山競馬場、メインレース「グレイトフルステークス」芝2500m。シルブロンくんが、3勝クラス突破を目指して出走します。

翌日に施行される有馬記念の試走と言う、意味合いも含まれる同レースは、イクイノックスに騎乗するルメール騎手が、シルブロンくんでどのようなレース運びをするのかと、巷では注目が集まります。

こちらの展開予想だと、先頭から4~5番手で追走すると思ってたのですが、道中は1番人気ヴェローナシチーをマークする形で、軽快に逃げるディナースタを横目に縦長の展開で後方待機。

明日の有馬記念出走するタイトルホルダーとイクイノックスを想定したかのような展開です。しかし、シルブロンくんの能力では、ある程度先頭集団で通過してないと、切れる脚色を持たないシルブロンくんでは、抜け出して直線で押し切れないと、個人的には予想してるのです。

しかし、ルメール騎手はあくまでもヴェローナシチーをマークする形で後方を追走。4コーナーを廻って最後の直線を向いた時には、先頭集団を追い越そうとするヴェローナシチーの後ろの立ち位置です。

「やはり中山競馬場は鬼門か!」と思った瞬間、直線を向いた瞬間に躊躇いもなく大外から一気に猛追。あれよ、あれよと思う内に、先頭に躍り出てたヴェローナシチーを捕らえると並びかけることもせずに、一気に抜き去ってゴール板を通過。

戦前の予想では、鬼門の中山競馬場、右回りだと惨敗するのではと、しきりに取り沙汰されたシルブロンくんですが、終わってみれば完勝。上がりタイムのトップで、ここまで成長してるかと思う程、圧巻の走りっぷりです。

レース後のルメール騎手のコメントは、「ずっと冷静に走ってくれましたし、人気馬の後ろでいい競馬ができました。直線いい脚を使ってくれましたし、よく頑張ってくれました。長い距離でいい馬になれます。楽しみです」

シルブロンくんは、見事に3勝クラスを一発で卒業。これでオープン馬の仲間入り。今後はオープン戦や重賞に挑戦出来ます。ルメール騎手の言葉を借りれば、長距離路線だと、来年の天皇賞(春)が目標になります。

年を越すと、長距離路線が舞台のオープン戦が皆無状態なので、アメリカンジョッキークラブカップ、ダイヤモンドステークスに日経賞辺りが、ステップレースに選ぶのでしょうか。

私自身の応援馬券も的中して、シルブロンくんからのクリスマスプレゼントを貰えました。来年は飛躍の年を予感させるシルブロンくんに、更なる期待を寄せます。

最後に、稲垣調教師、ルメール騎手並びに関係者の皆様、本当に有り難う御座います!そして、出資者の方々、喜びを分かち合おう!

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