長瀞紀行、「花のおもてなし 長生館」之巻!!

旅行、観光、日帰り散策


以前から予定していた9月の旅行。日帰り旅行で注目の「長瀞」に出掛けたく、色々とプランを立てました。しかし、秩父鉄道は時間帯によって1時間に1本の時もあり、交通手段が電車だと不便に思えたので、それならば一泊旅行に変更して、電車でのんびりと廻る事にした次第です。
今回は御宿花のおもてなし 長生館までのバタバタ道中を綴りますが、最後まで読んで頂き、旅の参考にして頂ければ幸いです。

長瀞の小旅行のスケジュール

今回は長瀞をメインにした小旅行。

そば処『たじま』→宝登山に登頂

かき氷『阿佐美冷蔵 宝登山通り店』

『長瀞とガレ』→長瀞岩畳

御宿『花のおもてなし 長生館』

長瀞の川下り

タイムスケジュールはまばらですが、こんな感じでブラブラと満喫しました!!

御宿『花のおもてなし 長生館』にて!

花のおもてなし 長生館さんは創業大正4年(1915年)。全22部屋からの景色が荒川渓流に面していて、旅館内の日本庭園を通り抜けると、荒川の岩畳まで直ぐ行けます。長瀞ではかなりの有名な老舗旅館です。まさに駅と岩畳までの立地と絶好のロケーションならば納得です。日本庭園から長瀞渓谷を一望できて見晴らしが良く気分は最高です。

『長生館』正面玄関

長生館の日本庭園

庭園からの船着き場の風景

通されたお部屋は1階でした。2階なら景色が良かったのかなと思いながらも窓から見える庭園の景色が、かなり気に入って御土産屋で購入した缶ビールを片手に呑んでると、川辺から若者のはしゃぐ声が響き伝わり、呑み終えてから庭園を散策しました。庭園から船着き場まで降りることが出来るので、先にチェックインしてから岩畳を散策するのも良いでしょう。

長瀞に着いてから歩き回ったら、汗を流したくなったので、大浴場へと足を進めるのですが、何と誰も居ないのです。

まさに『貸し切り』状態です。

更衣室

大衆浴場

男性用岩場温泉

男性用岩場温泉

岩場温泉からの荒川の景色

誰も居ないので気兼ねなく写メ撮りました!!
貸し切りなので、足も伸ばしてのんびり景色を見ながらぼんやりと湯に浸かってました。朝から歩いてばかりで、少し足も疲労感が残ってたのです。この岩場温泉で鈴虫の鳴き声を聞きながら、足の疲れも回復しました。

浴場の隣が休憩場になってます。憩いの場にふさわしい感じで、冷水にマッサージ機が完備してます。お風呂上がりにちょっと寄ってのんびりとマッサージするのも良いでしょう。

『囲炉里庵・花水木』に訪れて!!

お風呂から上がり、部屋でゴロゴロと休憩してると、あっという間に食事の時間です。宿泊のプランは夕食付きお願いしてたのですが、案内されたのは、旅館の隣りにある『囲炉里庵・花水木』。仏ミシュラングリーンガイドジャポンにも掲載された御店で、お昼のランチや流しそうめんと日帰り客でお昼の時間帯は繁盛してます。夜はホテルの夕食の場として提供されてるみたいで、宿泊客でなくても利用が出来るそうです。
旅館内の渡り廊下を歩いていくのですが、鈴虫の鳴き声と照明が幻想的です。

入店すると、内装は囲炉裏が真ん中に配置されていて、囲むように個室が有ります。こちらは荒川に面した個室に案内されました。

前菜
(胡麻豆腐、枝豆、秋刀魚梅煮、ローストビーフ、小松菜煮浸し)

造り(鯉の洗い、鮪、山ふぐ)

椀(茸湯葉真丈のお吸物)

焼物(岩魚の塩焼き)

鍋(ぼたん鍋)

揚物(椎茸挟み揚げ)

蒸物(茶碗蒸し)

酢物(秋刀魚鮓〆)

食事(コシヒカリ、赤出汁、漬物)

甘味(季節のデザート、ケーキ)

お酒は夕方から呑んでいたので、ここは飲まずに食事を堪能させてもらいました。食事の量は、腹八分目と言う感じの量と品数です。山の幸の一品も有れば、ココで海の幸はと思う一品も有りましたが、味付けはとても美味しかったです。
次の一品を出すタイミングや店員さんから気遣いは良かったです。特に岩魚の塩焼きを出された時に、魚を噛んでる瞬間に写メを撮りましょうか?の提案は、旅の楽しい思い出作りん一役買ってる感じがして、自分的には好印象でした。

そんな楽しい夕食も満喫した後は、部屋に戻ってライトアップされた庭園を鑑賞しながら、静寂の中から響いてくる鈴虫と河のせせらぎを聞きながら、改めてビールで一杯呑みながら今日の旅の反省会と明日の天気を気にしながら、長瀞の夜は静かに耽けていくのでした。

続く