オケラ街道まっしぐら!!呑兵衛の聖地『加賀屋』

1年の計は金杯に有り!!」と競馬マニアは良く言いますが、今年は1月6日に競馬が開幕し、その次の日の1月7日に京都競馬場で偉大な名馬の引退式が行われます。

去年、偉大なる名馬がターフを去った。その名は「キタサンブラック」。多分、今世紀最強馬の1頭として名前が上がる名馬です。
馬主が演歌歌手の大御所、北島三郎氏。歴代獲得賞金は1位。同世代には、日本競馬界の血統の至宝である最強二冠馬「ドゥラメンテ」が居て、キタサンブラックは後塵を拝する競馬も有りましたが、最後の1冠である菊花賞を獲得し、馬主の北島三郎氏に生涯初めてのG1をプレゼント。それと共に、北島三郎氏の公約で有った持ち歌「祭り」を競馬場で歌った事から話題となり、その後キタサンブラックがG1で勝つと、競馬場で祭りが聴けるという面白い現象が産まれ、まさに常識では考えられない人気と話題を競馬界にもたらしたのでした。名馬の条件は、大衆を魅了すること、競馬を知らない人でもその名馬が走る姿を観たいと心から欲すること、そして無事に引退することです。
ちょっと熱く語りましたが、北島三郎氏曰く「まさに神様からの贈り物」であり、年齢の為か歌う機会が減る一方の北島三郎氏を表舞台に出すと言う孝行息子である馬は、ある意味希有な存在です。引退式は馬主サイドの出費なのですが、ファンに愛されたオーナーにとっては、ムスコの晴れの姿を何度観ても嬉しいのでしょう!!

オケラ街道行く着く先、
それは大衆酒場「加賀屋」

去年12月に中山競馬場に訪れました。有馬記念一週間前の土曜日です。キタサンブラックの引退レースである有馬記念もあり、新聞やテレビ等のメディアで話題になってました。引退レースを勝利の美酒で酔えるのか?それとも残念な結果になるのか?それよりも何でしょう?皆がドキドキしながらキタサンブラックを観るんですよ。強いと分かってるですけど、何か期待を裏切るのでは?って感じです。しかし、そこがまたファンのココロをヤキモキさせてキタサンブラックに魅了されるんでしょうね。オーナーにとってはもっとヤキモキしながら観覧するのでしょうね。
さてと、当日は遊び程度で競馬に興じて、金額も対して賭けてないので、程々に遊んで楽しめたと言う感じで、6レース勝負して2000円程の負けで終わりました。「タテ目を食らった!」「軸、間違えた!」帰りのバスの中は、まさにオケラ街道まっしぐら!!大人しく帰れば良いのに、反省会も兼ねて飲みに行くのです。外れた事を忘れるため、悪夢を酔いで忘れるため。西船橋に有る呑兵衛の聖地『加賀屋』に向かうのでした。

加賀屋』は西船橋の線路沿いに有るのですが、いつも伺うとかなり混んでるので、メインレース終わってからダッシュでバスに乗り込み、西船橋に降りたら一目散に駆け込む!!
それでも入店する時には、座席の半分は埋まってるので、訪れる時は要注意、早く行きましょう!!
『加賀屋』の最大の魅力は、安い値段設定とボリュームのある料理。大衆酒場の醍醐味がココには有ると思います。ハリコン自身も大衆酒場や立ち飲みバルは好きで良く行きますが、ココはビール等のお酒の値段も抑えてるのが良いですよね。一品料理も品数豊富です。4人で訪れましたが、写メ以外にも焼き鳥やら厚揚げ豆腐も注文してるんですけど、かなり呑んで食べてもお代がお安くて驚きました。こちらもかなり呑んで写メのピント、撮り漏れや上手く被写体を撮ってませんよね(^_^;)
これが、大衆酒場の魅力であり、嫌なことも忘れさせてくれる魔法です。お会計も済ませてほろ酔い気分で『加賀屋』を後にするのですが、帰りの電車や歩きでほろ酔いから悪酔いに変わって家に帰った時には、バッタンお疲れでした(笑)。
そんな魔法を賭けてくれる『加賀屋』に、興味があれば是非お越しの程を!!

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