名店の御家騒動、裏路地でひっそりと営業する『そよいち』

中央区,日本橋,食べ歩き

アメリカ合衆国の次期大統領の公開討論会が行われる。前回は史上最低の討論会として話題を呼び、コロナの影響も有り討論会の開催中止も叫ばれたが、今回は色々とルールを決めて実施の運びになった。次期大統領を占う討論会だけに、有権者に如何にアピール出来るかが注目で有る!!

名店の御家騒動、裏路地でひっそりと営業する『そよいち』

日曜日の昼間に『半沢直樹』の録画視聴が終わり、そろそろ何か食べたいなとお腹が空き始めた。毎度の事ながら、グーグル先生に御店選びのお手伝いをして頂くのですが、人形町の日祝日は意外とランチ営業してる飲食店が少ない。そこへきて、洋食、和食に中華とジャンル決めもせずに、画面を眺めてるので、一向に決まらずwww
そこで洋食限定で再度検索し直して見つけた『そよいち』に、今回訪れることに決定しました。

『そよいち』は人形町の名店『キラク』で働いてたスタッフが開業した洋食屋で、そもそも『キラク』の代替わりに伴い、御家騒動が紛糾。雇ってたスタッフの大半を解雇した事は、有名な話で、その後先代味を守ろうと先代の名前『そときち』でオープンするも商標登録の問題で、現在の『そよいち』に変わりました。ただ『キラク』との軋轢は続き、肉卸しに『そよいち』への供給をストップするよう指示したとかしないとかの噂が流れるほど。

ツレが激怒、『「そよいち」には二度と行かない』

日曜の昼時、甘酒横丁をてくてく徒歩で進み、『そよいち』に目指さすツレと私。ちなみに、『そよいち』はビーフカツとポークソテーが有名な洋食屋でしたが、こちらは何気なく日曜も営業してる飲食店で検索したので、このビーフカツ有名なことが後々に大事件になるとは思いもよらず、『そよいち』の暖簾をくぐるのでした。

店内は綺麗なL字型のカウンターで白を基調にしたお洒落な佇まい、老舗『キラク』は大違いの店の風貌に少し驚きます。調理場では中年の女性が一生懸命フライパンと格闘しながら、白い皿にビーフカツやポークソテーを乗せてます。後で知ったのですが、『キラク』時代から有名な女性らしいです。カウンターに座って何食べようかとメニューボードに目を向けると、「限定カツカレー」が飛び込んできました。限定が付くだからさぞかし美味しいだろうと思い、個人的には注文したくなったのですが、ツレが食べたいものを聞かなければいけないですね。ツレに何が食べたいと尋ねたら、「カツカレーか、ハンバーグ」と答えるでは無いですか!!何て、お互いの好物の相性が良いのでしょう!!

「じゃ、カツカレーとハンバーグにしようか!!」と注文しようとすると、

ツレは慌てて、「それで良いの?本当に良いの?」いきなり尋ねてくるのです!!

こちらはカツカレーとハンバーグをシェア出来れば良いと思ってるので、「大丈夫だよ!!」と答え返すと、改めて、ツレは「本当に良いの?大丈夫?」と聞き返すのです。

私はこの時の問いかけが、「何を意味してたのか」

そよいちを出た後に気づくのですが、、、、!!

そうこうするうちに、注文した「カツカレー」と「ハンバーグ」が登場。どちらも普通の洋食屋の味付けですね、カツカレーはもう少し厚みが有ると嬉しく、ハンバーグはソースがもう少しかかってると有難い。値段の割にはどちらももう少しの塩梅で、コスパが悪いかなが正直な感想です。

店を後にすると、いきなりツレが、、、

「ビーフカツ何で注文しないのよ、あそこはビーフカツで有名な御店なのよ」

と怒り始めるのです。どうやらビーフカツが食べたかったのですが、こちらがビーフカツを注文することを見越して、「カツカレーかハンバーグ」と答えたのです、悲しい釦の掛け違いですね。「じゃ、今度食べに来よう」と提案すると、軽く拒否されました。店のリサーチの重要性に気付く出来事でした。今度、1人でビーフカツを食べに行こうと思いますが、ツレが居ないと足は重いので、何時になるやら、、、w