ついに始動！！フレーヴォ、デビュー戦決まる！！
一口馬主の世界では、キャロットクラブの票読みと検討会で忙しい。今回の募集馬一覧を見ると、食指を動かしたくなりますが、今回は見送り。どうしても欲しいと思える馬も、確実に出資出来る馬もおらず。やはりキャロットクラブは人気がうなぎ登りで前年度の募集ペースを遥かに上回る勢いらしく、票読みも難航してるらしいです。個人的には、モーリス産駒が気になるのですが、あまりモーリス産駒は人気がないみたいです。何故、一口馬主のベテランには興味を惹かないのでしょうか？ちょっと意外な印象を受けました。
ついに始動！！フレーヴォ。
デビュー戦決まる！！
ロード期待の２歳馬、三本の矢と言っても過言でないフレーヴォのデビュー戦が決まった。登録後に抽選漏れも起きるので、正式では無いのではないですが、ロードスラッシュに続いての、デビュー戦に心が弾みます。ただ、個々までの経過がちょっと独特なので、時系列で追ってみたい。最初に、フレーヴォを紹介したのは、入厩までだっただろうか？
２０１９.０７.１１
フレーヴォは、７月１０日（水）栗東・ダートＥコースでゲート試験に挑戦。結果はゲートへの進入が今一つで不合格でした。再び練習に取り組んだ上で近日中に改めて受ける予定です。
◯庄野調教師のコメント◯
「１本目は無難に対応。でも、２度目の枠入りを嫌がり７月１０日（水）は不合格でした。１１日（木）に再試験を考えたものの、どうも気難しさを見せるように。受けずに終えています。もう少し練習が必要。ただ、詰め込み過ぎに注意しましょう」
２０１９.０７.２２
フレーヴォは、７月19日（金）不良の栗東・ダートＥコースでゲート試験に挑戦。ゲートから１５．２－１４．６－１５．３ 馬なりに乗っています。結果は合格でした。また、７月21日（日）稍重の栗東・坂路コースで１本目に６０．３－４３．７－２８．２－１３．８ 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。
≪調教時計≫
19.07.19 助手 栗東Ｅ不 15.2 14.6 15.3 ゲートなり
19.07.21 助手 栗東坂稍１回 60.3 43.7 28.2 13.8 馬なり余力 坂路コースで入念
まさかのゲート試験に失敗w
マジっすか、ドンだけ気性が悪いのか、お転婆娘なのかと思ったフレーヴォちゃんですが、数日後のゲート試験では無事に合格。ゲート試験の不合格とはあまり聞かないので、ショックを受けた拙僧ですが、牝馬はデリケートな性格なので、最初のゲート試験は何か気に入らなかったのでしょうね。無事に合格して何よりです。
２０１９.０７.３１
フレーヴォは、この中間に幾らか体温の上昇が認められるも、段々と良化の傾向を窺わせています。現在は栗東トレセンで厩舎周辺等の歩行運動を消化。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。
◯庄野調教師のコメント◯
「７月３０日（火）に幾らか体温が上昇。体力的に幾らか途上な現状に加え、一気に暑さも増していますからね。すぐに平熱へ戻っており、３１日（水）は厩舎周りで歩行運動。大事には至らずに済む感じだけに、週末から騎乗調教を再開の予定です」
２０１９.０８.０８
フレーヴォは、８月７日（水）良の栗東・坂路コースで１本目に５５．９－４０．０－２５．４－１２．４ 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手に０秒３先行して同時入線。短評は「坂路コースで入念」でした。４回阪神を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
◯庄野調教師のコメント◯
「８月７日（水）も促せば53秒ぐらいは出せそうな感じでした。ただ、ジワジワと上げて基礎体力を備えるのがベターかな･･･と。このままデビューを目指して進めるものの、レース出走自体は今しばらく先でしょう。阪神を見据えて進める方針」
ゲート試験後、体調を崩したフレーヴォちゃんですが、大事に至らずに数日後には無事に練習をする運びになります。そして、８月８日に行われた坂路コースでの調教では、終い（最後の２００m）では１２、４秒の好時計を出すも指揮官のコメントは辛口です。牝馬なので、調子を崩すことなく基礎体力向上に努める方針で暫く様子見のコメント。この時点では、牧場に帰さずに栗東の厩舎で鍛練しながら夏を過ごすのは有り難いです。
レース選びも慎重な指揮官！！
２０１９.０８.２１
フレーヴォは、８月２１日（水）良の栗東・坂路コースで１本目に５５．６－３８．９－２４．７－１２．４ 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手に０秒６先行して０秒１遅れ。短評は「坂路コースで入念」でした。４回阪神を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
◯庄野調教師のコメント◯
「８月２１日（水）は古馬に突いてもらう形でした。先週よりも反応できるように。まだ幾らか非力な面は残るものの、徐々に良化を遂げていると思います。どのぐらいの距離から使い始めるのが妥当か･･･。出走プランの絞り込みを進めましょう」
≪調教時計≫
19.08.21 助手 栗東坂良１回 55.6 38.9 24.7 12.4 馬なり余力 坂路コースで入念。プールヴィル（古馬オープン）馬なりに０秒６先行０秒１遅れ
８月下旬辺りから、フレーヴォちゃんの調教もハードになり、古馬（年上の競走馬）と一緒に練習をするようになりました。ある意味胸を借りる調教で、フレーヴォちゃんも好時計を出すまでになりますが、指揮官は相変わらずの辛口です。元々、ジャスタウェイ産駒なので晩成型との見解を持ってるのでしょうか？ここは無理をせずに成長を促していく感じですね。
２０１９.０８.２８
フレーヴォは、８月28日（水）重の栗東・坂路コースで１本目に５５．８－４１．５－２７．３－１３．３ 馬なりに乗っています。併せ馬では末強目の相手に０秒３先行して０秒２先着。短評は「坂路コースで入念」でした。９月15日（日）阪神・２歳新馬・芝1800ｍもしくは９月16日（月）阪神・２歳新馬・牝馬限定・芝1600ｍに予定しています。
◯庄野調教師のコメント◯
「８月28日（水）も馬なりで。コース状態が悪かったのを踏まえ、あまり無理は強いませんでした。芯が入り切らず、多少フラフラと。でも、相応に本数を積んでいます。身体つきからも再来週には態勢が整いそう。鞍上を含めて調整しましょう」
≪調教時計≫
19.08.28 助手 栗東坂重１回 55.8 41.5 27.3 13.3 馬なり余力 坂路コースで入念。クイーンカピオラニ（２歳新馬）末強目に０秒３先行０秒２先着
２０１９.０９.０４
フレーヴォは、９月４日（水）良の栗東・Ｃウッドチップコースで６ハロン８５．７－６８．８－５３．３－３８．９－１１．９ ５分所を馬なりに追っています。併せ馬では馬なりの相手の内を通って同時入線。短評は「馬なり主体も入念」でした。９月15日（日）阪神・２歳新馬・芝1800ｍに予定しています。
◯庄野調教師のコメント◯ 「９月４日（水）はウッドで。軽く気合いを付けた格好ながら、ラストは12秒ぐらいで来ましたね。余力も残っていたように、及第点を与えられる内容。ここに来て段々と良化を遂げている印象です。次週の芝1800ｍへ向けて仕上げを進める方針」
≪調教時計≫
19.09.04 助手 栗ＣＷ良 85.7 68.8 53.3 38.9 11.9(5)馬なり余力 馬なり主体も入念。クイーンカピオラニ（２歳新馬）馬なりの内同入
坂路調教で心拍を鍛えながら、ついに実戦形式でのウッドチップコースで同じ馬との調教では、終いが１２秒を切るタイムとは仕上がってる感じですが、指揮官はあくまでも辛口です。そしてついにデビュー戦当時の鞍上も発表の運びになります。
２０１９.０９.１１
フレーヴォは、９月15日（日）阪神・２歳新馬・芝1800ｍに松山騎手54kgで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位１番目、同順位９頭で出走可能です。９月11日（水）良の栗東・Ｃウッドチップコースで６ハロン８４．０－６８．０－５２．６－３８．９－１２．６ ７分所を馬なりに乗っています。併せ馬では一杯の相手の内を０秒４追走して０秒２先着。短評は「仕上がり良好」でした。
◯庄野調教師のコメント◯
「９月11日（水）は初戦でコンビを組む松山騎手の手綱で。動き自体は悪くなかったものの、もう少し前向きさが出て欲しい･･･との感想でした。そんな意味ではレースを使いつつ良化を遂げるタイプかも。どのぐらい現状で走れるか･･･でしょう」
≪調教時計≫
19.09.11 松 山 栗ＣＷ良 84.0 68.0 52.6 38.9 12.6(7)馬なり余力 仕上がり良好 モルトグランデ（古馬１勝）一杯の内０秒４追走４Ｆ併０秒２先着
中堅若手騎手・松山騎手を鞍上に、９月１５日阪神新馬戦芝１８００ｍでデビュー戦を果たすことになったのですが、フレーヴォの兄弟は新馬戦で勝利した馬が皆無みたいで、連戦しながら勝利を掴み取るタイプが多い血統みたいです。それに阪神競馬場も先行したほうが有利なので、果たしてフレーヴォちゃんがどんな競馬をするのか興味津々であります。それよりも入厩後のフレーヴォの姿も見てないので、どんな姿になったのか、そちらを見るのも楽しみです。
