富士山から何十年もかけて湧き出でる名水百選「柿田川湧水群」

旅行、観光、日帰り散策

「アンジャッシュ渡部」不倫問題が、ネットニュースやワイドショー番組で取り沙汰されてる。或る芸能人は擁護的な発言も有るし、不倫する女性にも問題が有ると発言を耳にするが、公衆トイレでの行為は不倫と言うレベル域を超えてるように思えるし、不倫する女性を責める声も、男が女性を都合の良い女性に洗脳したように思える。女性を性の吐口的な扱いをしても耐え続けたのも納得する。個人的には、帰りがけに金銭のやり取りが有ったのならば、売春が成立するのではと思うのだが、誰もその辺をツッコまない所は、芸能界の甘い部分なのか?

富士山から何十年もかけて湧き出でる名水百選「柿田川湧水群」

三島を巡る旅の終着駅「柿田川湧水群」

柿田川は一流河川で日本一短い約1200mの長さで、「柿田川湧水群」から流れ出す柿田川は日本三大清流の一つで、その水は富士山に降った雨や雪が数十年の旅を経て、濾過されてきた水が水源となっています。
こんこんと湧き出る透明度の高い洗練された水は環境省が選定する名水百選にも選ばれて、澄み切った色合いのコバルトブルーは見るモノの心を癒してくれます。

そんな柿田川はかつてはこの水が汚染され、川が死の流れとなりかけたことがあります。それは昭和の高度経済成長期と云われた時代で、日本一の湧水量を誇る柿田川は、大量の水を必要とする化学工場が富士の裾野に建設されその排水が柿田川を汚染し、清らかな川底がヘドロで覆われた時もありました。この現状を打破したのが、地元住民です。
ナショナルトラスト運動が盛んな1970年代に、工場移転、清掃活動に土地の買い上げ等の地元住民の積極的な運動に、徐々に昔の柿田川の風景に戻りつつあり、カワセミ等の生息域を残すようになりました。住民の熱心な活動のお陰で、柿田川は国の指定の天然記念物に指定され、民間の企画でもある「日本の秘境100選」にも選出されました。

湧水第一展望台
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湧き出す水により、砂が絶え間なく動く

東洋一の湧き水と呼ばれる「柿田川湧水群」は、柿田川湧水公園内で見る事が出来ます。国の天然記念物に指定されてる柿田川は、地元住民のお陰で川周辺は整備されてのでしょう。樹木が生い茂り、公園内を歩くだけで静寂が心に染みるようで、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

公園内をじっくり散策すると、1時間半以上も掛かるそうです。こちらも帰りの時間も有るので、足早に第一湧水展望台に向かうのですが、自然豊かなに生茂る木々を抜けて見える柿田川に進む足もとまります。河川に目を向けると、所々に湧き間が存在し、富士山から流れ出る水が、何十年の月日を経てやって来た水が絶え間なく湧き間から噴き上がってくるので、周りの砂も絶え間なく動き続けます。そんな湧き間が数カ所存在する第一湧水展望台は絶え間なく人々が訪れるので、次は第二湧水展望台はどんな風景なのかと思い、足早に移動します。

第二湧水展望台

澄み切った透明度で深さが不明

第二湧水展望台に到着すると、階段で降りて行く第一湧水展望台と違って、こちらはただ下の見下ろす感じで、コバルトブルーの染まった淡い透き通った水の枠を眺めます。この淡い穴は一体なんだろうと心の中に思いましたが、多分井戸の跡なのでしょう。しかし、すごく透き通って底が青く見えるのですが、何処まで深いのかは不明ですが、じっと見てると吸い込まれそうな淡いブルーの穴を見ていて、飽きが来ない自然の雄大さに心が安らぎます。

自然のスピリチュアルパワーで心が満たされて爽快な気分にさせてくれます。地元住民が守ろうとしたこの柿田川の風景は、まさに三島の心のように感じるとともに、柿田川を下りながら八ツ橋へと散策します。橋と言っても木製桟橋が廊下のように繋がっており、右手に柿田川・左手に湧き間群を眺めながら、暖かい日差しを浴びながら散策すると、都会の喧騒を忘れて、川の流れのようにのんびりと時が流れてます。
地元住民がこの景色を残そうと住民運動を起こした気持ちも分かります。三島にこんな素敵な観光スポットが有るとは知らず、訪れて良かったです。また三島に訪れた時には、「柿田川湧水群」に足を運びたいと思います。

湧き間(井戸の跡)

八ツ橋からの柿田川