スタン・スミスってABCマート版が有るって知ってました?

インポート,

急に寒くなったり、雨が降ったりと天候の変化が激しくなってきましたが、毎年恒例の旅行仲間と行くイベントが、遂に11月に決行!場所は四国と中国地方です。訪れる場所も決まってないノープラン状態ですが、楽しんできたいと思います。

スタン・スミスって
ABCマート版が有るって知ってました?

先日購入したスーツケースに色々と荷物を詰め込んでたのですが、旅行に革靴を持っていこうとしたら重くて場所を取るので断念するも、スニーカーならばと発想を変えて、アキバのABCマートに足を向けた次第です。最初はアディダスのスニーカー『ガゼル』を購入する予定でしたが、何か穿いた感じに違和感を感じたので、傍に有った『スタン・スミス』に興味を感じて穿いてみたら良い感じ、値段も手頃で良い感じ、しかもホワイトスニーカーって良い感じ!まさに、良い感じ三兄弟で購入しました!!しかし、値段が安いには訳が有る!!

スタン・スミスって何ですか?

1971年に発表されてからアディダスの代表的なスニーカー。ギネスブックにも「世界で一番売れたスニーカー」として記録されるほどの定番中の定番スニーカーです。
スタン・スミス』と言うスニーカーのモデル名は、スタンレー・ロジャー・スミスと言うアメリカを代表する有名なテニスプレイヤーで、約10年間の選手生活で通算100勝を挙げ、1987年に国際テニス殿堂入りをしたプレイヤーの名前からモデル名の由来になったテニスシューズです。
ちなみに、『スタン・スミス』は別の名前のテニスプレイヤーの名前で販売してたのですが、スタンレー氏がそのスニーカーを使って活躍したことから、アディダスはモデル名を『スタン・スミス』に改名して、彼の顔とサインを入れて販売しました。

『スタン・スミス』の特徴とは?
アディダス版とABC版の違い?

スタン・スミス』のまず最初の特徴は、ベンチレーションホール(通気口)が施されてること。発売当時のテニスシューズに通気口が施されてることは、長時間のプレーをするプレイヤーからしたら画期的なシューズでした。その為、スタンレー氏が愛用されたのも当然の流れです。
その次に、シューズの顔とも言う部分のシュータンにスタンレー氏の顔とサインがプリントされてること。この部分に何処国生産かと表記されてるのでヴィンテージ版などの区別に使われます。
最後に、アディダスの表記がシュータンに使えないために、表記をバックに用いて、さりげないアピールをしてる点です。これらことから、『スタン・スミス』はシンプルでエレガントなテニスシューズとして『世界で一番売れたスニーカー』とギネス認定されたのです。

アディダスで販売されてる『スタン・スミス』は約1万5000円前後。ABCマート版『スタン・スミス』は約9000円前後。この5000円の価格の差は購入者からすれば、大きいですね。ここでABCマート版の方が偽物と思う方が出てくると思いますが、どちらも列記とした本物のスタンスミスです。ただ扱ってる素材などに違いが有るだけです。アディダス版とABCマート版の両者ともアッパーに天然皮革が採用されるが、ABCマート限定モデルについては、廉価な革が使用されて、さらにはアッパーだけではなく、かかとのバックパッチには合成皮革を使用しコストを抑えている。全体的に柔らかい素材が採用されているうえにシュータンにはパティング(詰め物)が施されているため、履き心地はABC マート版の方が柔らかくて好みだという意見も有ります。ABCマート版のソールが真っ白なのに対して、アディダス版はやや黄色がかったオフホワイトです。アディダス版はアッパーにシワ加工が施してあり、ベンチレーションホールにモデル名の『STAN SMITH』がアディダス版にはプリントされてることです。

それでは、どっちらが良いかと言えば、個人的にはABCマート版が好きです。理由は、アディダス版はソールが黄色みがかったオフホワイトに対して、ABCマート版はソールと革の色が同じホワイトで有ることです。そして、ABCマート版はアッパー部分がツルツル感して昔の学校で穿いてた上履きを思い出します。個人の感性なので、どちらが優れてると言うことは言えませんが、セレクトショップでも別注として展開する『スタン・スミス』ですから、どれが正解とは有りません。実際に穿いてみて、選ばれたほうが良いでしょう(ガゼルを買いに行って心変わりしたほどですから)。
ある時期に色んなコラボや別注が増えすぎた為に投げ売りが起こり、モデルのブランドが低下を招きました。その為に、一時販売中止になりました。
2014年に販売が再開されてからは、若者を中心に人気を回復した『スタン・スミス』です。ジャケパンからストリート系まで幅広く愛用が出来るスニーカーとしてオススメの逸品です。