下町情緒溢れる人形町に、女性揚げ師の腕が光る「串揚げ なかや」

中央区,日本橋,食べ歩き

3あの震災の日、3月11日を迎えて、今年で11年になる。月日が流れるのは早いとは言え、当時は津波に原発と右往左往の日々であった。地震は天災とは言え、多くの人命をが失われた事にお悔やみを申します。

下町情緒溢れる人形町に、女性揚げ師の腕が光る「串揚げ なかや」

ツレがコロナの感染が怖くて、全然会ってくれないので、過去に訪れた飲食店の回想録になります。情報が若干旧かったら、ご愛顧のほどを。何分、コロナの影響で暖簾を下ろす飲食店多くなっております。コロナの感染力が恐ろしく猛威を奮っております為に、国がまん防の要請で飲食店も20時で店を閉める事態で、十分に飲み食いが出来ない渡世で、ツレと色々と何処へ行こうかと、考えに考えた末に決めたお店が、人形町に有ります串揚げ「ながや」に今回は訪れました。

予約を取る事が難しい浅草橋「串衛門」、錦糸町「串揚げ依知川」の姉妹店。オーナー自らが仕込みから揚げるまで、旬の肉・魚・野菜を自在に組み合わせた絶品の味わい。より串揚げに集中し、よりお客さまとの近い距離感を大切にしたおもてなしができればとのキャッチフレーズで開業した串揚げ屋です。コロナの憂さ晴らしで思う存分に飲み食いするぞと、当日は17時に来店しました。人形町の街とあり、長屋造りの2階に店を構える「ながや」。早速、2階へと階段で上がると、おんぼろな建物の外見と違って、綺麗な内装に驚きました。下町情緒溢れる人形町に隠れ家的な串揚げ屋を発見した喜びで早くもテンションが上ゲ上ゲです。カップルと言うこともあり、カウンター席に通され、17時ということもあり、店内は私達1組でしたが、18時前後に人が入り出して、中々の盛況でした。

オーナー自ら揚げると書かれてたのですが、カウンター越しから揚げ師が姿が若い女性です。今まで串揚げに訪れると男性ばかりだったので、揚げ師が女性なのは驚きます。「なかや」さんは、コース料理も御座いますが、思う存分に串揚げを食べたいので、ここは串揚げストップ制でオーダー。「依知川」と同じく、10のソース・薬味が並んだステキな葉っぱのお皿が提供され、串揚げ1本1本ごとにオススメのソースを提案してくれるスタイルで召し上がります。正直、今まで食べてきた串揚げは、食材そのままを活かして揚げてますが、「なかや」の串揚げは、海老と大葉巻きや生ウニち揚げ海苔などが代表するように、素材同士のコラボの串揚げです。そこへ10のソースが織り成す味のコラボレーション。女性ならではの繊細な揚げ加減が加わり、一手間加える毎に旨味と深みが増すと言いますか、正直に美味の一言に尽きます。強いて難点を上げるならば、それなりに食すと、財布には優しくなく、お金がかかることでしょう(笑)

下町情緒溢れる人形町に隠れ家な串揚げ屋、女性揚げ師の腕が光る「串揚げ なかや」に、興味が有る方々は是非ともお越しくださいませ。訪れるだけの価値は有ると思います。