食べ歩きの中で、一番旨かった醤油らーめんかも 御成門『光麟堂』

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お笑い芸人の粗品は、1月6日施行された中央競馬で、3連単の馬券を購入し、的中金額2400万円越えを見事に的中。しかも、能登半島の震災への義援金として、配当金全額そのまま寄付し話題を呼んだ。的中金額がエグいのに、そのまま寄付とは、まさに芸人の鏡である。

食べ歩きの中で、一番旨かった醤油らーめんかも 御成門『光麟堂』

ランチのダブルヘッダーで訪れた2店目は、御成門のラーメン屋『光燐堂』です。個々もランチタイムしか営業しておらず、しかも土日祝は定休日で、食材が不足すれば、売り切れ御免の早仕舞で、食べログランキングでは、近くに店を構える『麺処 喜楽』と並ぶ人気店であります。

或る日の昼時、13時を廻った頃だろうか。『光燐堂』に到着した時には、数人が並んでた。カウンター席が7席くらいなので、結構待つかなと気合いを入れてたら、数分後には入店が出来た。

食券を購入してカウンター席に着くのですが、麺を細麺か太麺かで、選ばないといけない。初めての方はスタンダードな細麺がオススメと、あと麺の固さは頼めないので注意くださいとメニュー表に書かれてある。

食券を渡す際に、細麺で注文。すると、ネギや柚子を入れて良いか?って聞かれます。最初に何を言ってるのか分からなかったので、適当に大丈夫ですと答えた。後から来た人に同じ質問をしてるの聞いて、やっと言ってる意味を理解した(笑)

醤油と塩のどちらを頼もうかと迷ったのですが、スタンダードに醤油で注文。食券を渡して、カウンター席で待つこと10分。まず最初に、ランチセットの鶏チャーシュー丼が登場。

鶏肉がご飯が見えないくらいに小丼の上に敷き詰められいて、見るからに美味しそうです。既に、一食済ませてるのに、見てるだけで食欲が湧き、我慢できずに一口頂くと、鶏肉は柔らかく、ご飯にかかったタレと絶妙に合って、旨しの一言に尽きる。

鶏肉チャーシュー丼に感動をしてると、お目当ての醤油そばが登場。光麟堂では、醤油らーめんとは呼ばずに、醤油そばと呼ぶ。

では、まずスープを頂くことに。透き通った淡麗系の鶏ガラスープで、名古屋コーチンと比内地鶏といった二大地鶏を使用した贅沢スープ。スープの上に分離した油が浮いてる醤油らーめんを見かけ、そのスープを飲むと、油で口の周りや口の中がべとべとになる経験をするが、光麟堂の醤油らーめんにはそれがない。香りも抜群。クリアな味わいでスッキリ美味しいです。脂っこさや、しつこさがなくて飲みやすい。

麺はしっかりコシもあって、噛んだ時の食感が良い。麺を見ると、何やら粒みたいなのが入って蕎麦ようにも見える不思議な麺だ。具材は、大判のピンク豚ロース、鶏胸チャーシュー、なると、メンマ、味玉(トッピング)が乗っています。豚ロース、鶏肉のチャーシューは共に、脂っぽさがなくて絶品。メンマは極太なので、歯ごたえが良く旨し。

気になってた点はスープの量が少ない感じがした位で、最近食べたどの醤油らーめんよりも、光麟堂の醤油らーめんは美味しく、すっきりした上品な醤油らーめんだと思う。らーめん道は果てしなく広いと実感すると同時に、こんな美味しいらーめんが昼間限定での営業とは勿体ないと、率直に思った次第です。

店を出ると、まだ数人の客が列を作ってます。かなりの繁盛してるラーメン屋で、昼だけの営業だけで納得する。ふと帰りに店の前にある置き看板を見ると、塩ラーメンも美味しいそうだ。機会が有れば、次回食べてみたいと思った次第です。