三大煮込み 月島 「岸田屋」に訪れて!

中央区,食べ歩き

過去を振り替えると、ツレと一緒に訪れた飲食店は多々有るのに、ブログでは全然紹介されてない事に気付く今日この頃。コロナ禍もあり、ツレとの外食がままならない中で、備忘録として綴ります。今の現状だと、ツレとの食事会もコロナ感染の恐怖から行けないので、過去の思い出に浸りながら書き綴りたいと思いますが、今回は東京三大煮込みで有名な「岸田屋」です。

三大煮込み 月島 「岸田屋」に訪れて!

前回、月曜日が定休日だと知らずに、行列に並んで開店待ちをしたのですが、近所の商店街の人が親切に『月曜は休みでは?』と声をかけてくれたから雲行きは怪しくなり、もう既に10人も並んでる代表として勝手口をノックして声をかけたら、お婆さんが出てきて『月曜日は休み』と教わり、全員撤収を余儀なくされてから、数ヵ月後、、、。

今回は平日の水曜日に岸田屋前で待ち合わせをして、開店と同時に入店をしようと意気込む私。17時前に岸田屋に到着をし、入店の為に列に並ぶと、先に順番待ちをしてるのが6組です。これは開店と同時に入店できると思い込んでたら、順番待ちのお連れさんが後から後からと合流し始めて気付けば、25人も前に並んでるではないですか!「マジっかよ」と心の中で呟くと同時に、開店と同時に入れずに待つことになる不安から、ツレの機嫌は悪くなり始めます。幸いな事に、前で並んでたグループが仲間が集まらないことになって、後ろに並んだ事で開店と同時に入店することが出来ました。ツレの機嫌が良くなり、ほっとする私です(笑)

細長いコの字型カウンターで、常連客は決まった席に座ります。私たちは奥の方で肩を並べながら着席。とりあえず、大ジョッキーで乾杯。注文は名物の煮込みと肉豆腐をオーダー。しかし、ここでトラブルが!ツレは生ネギが食べられません(涙)そこでネギ無し煮込みをオーダー。もしかして、これはレア煮込みかもと心の中で叫びました。

以前は板前さんが居て、刺身なども提供をしてたのですが、今は煮魚等がメインになりました。個人的にはヌタが良かったですね。あと、ツレの好物の穴子ですか!色んな1品料理が有るので、次から次へと注文していく感じになり、長居をしてしまいます。そうすると、開店と同時に入店出来なかったお客さんは、何時に入店出来るかと、皆目検討がつかない状態になります。それでも、外で待つお客さんは、岸田屋で一杯飲みたいや伝説の煮込みを食べたいと、首を長くして席が空くのを待ってます。長いカウンターで皆がガヤガヤと飲み食いする感じと、店員のアットホームな雰囲気が、逆にお客さんを引き留めて長時間居座るようになるのでしょう。

とまれ、山喜利を制し、今回は岸田屋に訪れました。次回は北千住の大石を訪れれば、江戸三大煮込みもコンプリートです。しかし、今の世はコロナ禍で、ツレと一緒に大石に行けるのかは、神のみぞ知るところ!

かなり飲みに飲んで、トイレに行くと、岸田屋に訪れたお客さんのイタズラ書きならぬ、感謝の言葉が壁一面に書かれてるでは無いですか!壁を丁寧に見渡すと、酔っ払ってる為か、意味不明な書き込みも多く散見しますが、どれも岸田屋を愛して止まない愛情のこもった書き込みばかりで、中には薄くて読めなくなった書き込みもあり、この書き込みの歴史が、大江戸三大煮込みで名を果たし、今もお客さんが岸田屋を愛して止まない証拠にトイレの中で愛を叫ぶとは、この事でしょう!

kishidaya09